回復期リハビリテーション

当院の回復期リハビリテーション病棟のポイント!

病棟とリハビリ室が一体化になった構造

病棟とリハビリ室が一体化になった構造

とても開放的で明るい雰囲気です。

また、リハビリ科と看護部が同じフロアにいるため、リハビリ科はお部屋での様子を、看護部はリハビリ室での様子を見ることが出来ます。
そのため、患者様の状態を把握・共有しやすい環境です。

患者様ご家族の方がリハビリを見学することも可能です。

  • 365日リハビリ実施!

    365日リハビリ実施

    毎日リハビリを行うことによって、体が硬くなるのを防ぎます。
    屋外にでたり、お野菜の苗を育てたりとリハビリが楽しくなる工夫も!

  • リハビリスタッフの人数

    スタッフ人数

    理学療法士 32名
    作業療法士 10名
    言語聴覚士 10名
    2024年6月現在

  • 1日のリハビリ単位数 !

    1日のリハビリ単位数

    平均7単位実施 (2時間20分程度)
    ※1日のリハビリ時間
    2~3時間
    ※体調により実施が少なく
    なるとこがあります。

病棟概要

  • 入院病床 40床(個室4室、4人部屋9室)
  • 2階デイルーム 45.347㎡
  • リハビリ室  239.001㎡
  • 個室  13.198㎡(14.950㎡トイレ含む)
  • 4人部屋 32.343㎡
    33.690㎡(202号室、213号室)

入院から退院までの流れ

入院当日
病棟からのオリエンテーションがあります。
入院当日よりリハビリテーションを開始していきます。
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定期カンファレンス
主治医、理学療法士、作業療法士、言語聴覚士、看護師、介護福祉士、医療ソーシャルワーカーが集まり、合同のカンファレンスを実施しています。スタッフが話し合い、一人ひとりの患者様の目標(ゴール)を設定し、リハビリテーション総合実施計画書を作成します。
また、リハビリテーションの進捗状況や病棟生活状況など、患者様・ご家族様の退院後の生活について、ご希望をもとに、必要に応じて目標(ゴール)の見直しを行います。
※リハビリテーション総合実施計画書については、主治医より患者様・ご家族様へ説明があります。
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退院前自宅訪問 (家屋調査)
必要に応じて、ご自宅で動作練習を行ったり、家屋の改修や必要な福祉用具についてアドバイスをさせて頂きます。
介護保険で住宅改修を行う場合、ケアマネージャーと連携を取りながら進めていきます。直接、ご自宅にお伺いしない場合でも、間取りや写真で情報を頂き、必要なアドバイスを行っています。
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外出・外泊訓練
ご自宅に外出・外泊し、退院に向け自宅環境に慣れていく取り組みです。はじめての外出・外泊の前に、病院スタッフと一緒に練習を行い、不安点を減らして臨みます。
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退院前カンファレンス
退院後に関わる職種(ケアマネージャーなど)を含めた会議を必要に応じて開催します。患者様・ご家族様にも参加して頂き、退院後の生活がよりスムーズに過ごせるよう相談を行います。
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栄養指導・服薬指導
退院に向け、管理栄養士、薬剤師が患者様・ご家族様に栄養管理、服薬管理について指導を行います。

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退 院

入院生活

※一例であり、患者様により予定が異なります。 入院生活

起床・着替え 起床・着替え

毎日、朝晩に寝衣・日常着に着替えます。
できるところは患者様に行っていただきできないところをお手伝いします。

リハビリ/入浴/自由時間 リハビリ/入浴/自由時間

お部屋のスケジュール表に沿って365日1日合計約2時間20分程度のリハビリを行います。
入浴もリハビリの一環として週3回入ります。
入浴やリハビリがない時間は、面会に来たご家族と話したり、読書をしたりと自由時間になります。

リハビリ/入浴/自由時間

朝食・昼食・夕食 朝食・昼食・夕食

毎食、食堂で召し上がります。
病室から食堂への移動もリハビリになります。
嚥下(飲みこみ)機能を評価して、患者様に合ったお食事を提供しています。

レクリエーション レクリエーション

毎週日曜日は工作や運動など季節に合ったレクリエーションを行っています。

レクリエーション

実績データ

  • 入院対象患者
疾病 最大入院期間
1-A 脳血管疾患、脊髄損傷、頭部外傷、くも膜下出血のシャント術後、脳腫瘍、脳炎、急性脳炎、脊髄炎、多発性神経症、多発性硬化症もしくは術後 150日
1-B 高次脳機能障害を伴った重傷脳血管障害、
重度の脊髄損傷・頭部外傷を含む多発外傷
180日
2 大腿骨、骨盤、脊椎、股関節、膝関節の骨折もしくは術後 90日
3 外科手術または肺炎等の治療時の安静により廃用症候群を有しており、
手術後または発症後
90日
4 大腿骨、骨盤、脊椎、股関節、膝関節の神経、筋、靱帯損傷後 60日
  • 患者割合
患者割合 2023年度 回復期入院患者内訳(人数)

脳血管疾患 106名
運動器疾患 116名
廃用症候群 22名
入院患者合計 244名

※日常生活機能評価
寝返りや他者への意思の伝達など、日常の基本的動作の13項目について、3段階で評価するものである。
できれば0点、できなければ1点あるいは2点というように、0~19点で評価する。
得点が低いほど、生活自立度が高くなる。整容や入浴、排泄、トイレ動作などの項目はない。