放射線科理念
チーム医療の一員として、他部門と密に連携をはかり、患者様にとって
安心・安全に検査を受けて頂ける様に努める。
また、最適な検査を目指し、日々技術向上に努める。
放射線科概要
技師数![]() |
男性2名 女性3名 |
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装置![]() |
一般撮影装置 CT TV 乳房撮影装置 骨密度装置 ポータブル装置 外科用イメージ |
取得認定![]() |
検診マンモグラフィ撮影診療放射線技師認定 マンモグラフィ検診施設・画像認定 ICLS・BLSコースインストラクター |
FPD搭載X線撮影装置
CALNEO U / MT

無線FPD
CALNEO C1717/1417/mini
(富士フィルムメディカル)
特 徴
当院の一般装置は、より少ないX線量で鮮明な高画質が提供可能なFPD(Flat Panel
Detector)搭載のため、従来装置(CR装置・フィルム)より、最大約4分の1程度の低線量での撮影が可能です。
また、移動型FPDも設置していますので、車椅子の方でも安心して検査が行なえます。
FPD搭載デジタルX線TV装置
ZEXIRA
(東芝メディカルシステムズ)

装置の特徴
X線TV装置とは、体を透過したX線をTVモニターで、リアルタイムに動画として見ることができます。
当院の装置は、17インチ角の平面検出器(Flat Panel
Detector:FPD)を搭載しており、さまざまな検査要求に対応し、「大視野・高画質・低被ばく」を実現しています。
また、撮影寝台は昇降式の寝台装置のため、お体の不自由な方やお子さま、ご高齢の患者様にもご負担なく安全に乗り降りできるようになっています。
主な検査内容
*食道、胃、小腸、大腸などの消化管造影検査(胃がん検診も実施)
*骨折の整復術 *関節ブロック注射 *内視鏡下胆道膵管造影
80列マルチスライスCT
Aquilion Prime
(東芝メディカルシステムズ)

肺がんCT検査を実施
装置の特徴
①0.5mmスライス×80列検出器、1回転0.35秒での高速撮影
80列検出器と1回転0.35秒スキャンにて、高精細0.5mmスライスにても高速撮影ができます。
例えば、体幹部の撮影を約5秒の息止めで行なうことができます。
②被ばく低減への配慮
高画質を保ちながら低被ばくで撮影可能な低線量撮影技術「AIDR 3D」を使用しています。
撮影部位を選ばずに全身のCT検査に適用でき、画像ノイズを最大50%、
被ばく線量を最大75%低減できます。
主な検査内容
*頭部*体幹部*四肢・椎体検査*血管検査
乳房X線撮影装置
MicroDose SI
(PHILIPS)

装置の特徴
~Low dose & High image
quality~
フォトンカウンティング技術を使用しているため、アナログ信号からデジタル信号への変換が不要で、信号の劣化を少なく、50μmの高精細な画像を撮影できます。
マルチスリットスキャンを使い撮影することで、従来のデジタルマンモグラフィと比較して平均約40%被ばく線量を下げ撮影することが可能です。
ホロジック社製 Horizon Ci型
X線骨密度測定装置

機能・特長
DXA 法による腰椎 , 大腿骨の骨密度測定装置です。
- セラミックディテクター&高周波 X 線管球の採用 (Discovery 比)
- X 線管球の小型化により,前腕骨測定のポジショニングが容易に (Discovery 比)
- 従来の QDR シリーズとのデータ互換性を確保することで,蓄積してきた受診者データを有効活用
- 30秒(L1-L4)で測定可能な BMD 測定性能
- ヒストグラム解析により、椎間の判別しにくかった受診者の解析が容易に
- ホロジック社独自の「 自動内部リファレンスシステム」
日本人の10人に1人が骨粗鬆症です。
日本では、約1,300万人が骨粗鬆症にかかっていると推定されています。
骨折の影響で寝たきりになったり、慢性腰痛に悩まされたり、背中が曲がったりして生活に支障をきたすなどの問題も発生します。
腰椎や大腿骨の骨折で寝たきりにならないためにも、定期的な検査をおすすめします。
Horizonでは、ムリな姿勢は必要なくリラックスして検査を受けられます。
また、検査は、検査室に入室してから約10分で終了します。
結果は保存されますので、定期的な検査により、さらに制度の高い診断が望めます。
当院では骨質(骨微細構造)を評価するTBS(Trabecular bone score)iNsight を導入し、骨粗鬆症の臨床診断に役立てています。
当院では、骨密度と同時にTBSを計測いたします。